消費者の知る権利 2

ところが、企業の目的のためには手段を選ばぬ利潤追求や、企業競争の重点が価格競争から非価格競争へと変わり、製品差別化戦略が追求される結果・・・


誇大広告や不正表示などにより、消費者の商品選択が誤った方向へ誘導されるばかりか、欠陥商品と知らずに買わされたり、時には有害食品や薬害によって身体、健康に重大な被害を被る危険も生まれてきます。


・・・たとえば、馬肉を「牛肉の大和煮」として売ったニセ牛かん事件、レモンを含まないポッカレモン事件、合成着色料を使用した「ジュース」や国産品を「舶来品」と表示するなどの不実、虚偽、欺購にみちた不正表示広告からはじまり・・・


欠陥車、連続ショック死を招いた風邪薬など、さまざまな問題が生まれ、企業批判が高まりました。


消費者の立場からの企業批判としてのコンシューマリズムの歴史は、戦前にまでさかのぼります。


ラルフ・ネーダーによるGMの欠陥車告発を契機に戦後大きく燃え上り、今日、全世界的に発展してきており、そのなかで消費者の「知る権利」というものが確立してきました。

消費者の知る権利

中小企業では、一般的にいって、大企業のように原価をはるかにこえて価格を吊り上げるということをしていないので、消費者にたいして隠さなければならないものをもっていません。


したがって大企業にたいするような原価公表の社会的必要性はないのですが、消費者の信頼をかちえるため、積極的に原価を明らかにしているところもあるといいます。


大企業の原価公開を求める点で、中小企業と消費者の要求は一致しているのです。


さて、消費者の知りたいことは、不当に高い値段で買わされているかどうか、に限られるものではありません。


商品の成分、性能などその使用価値も大きな関心事となっています。


しかし、多くの商品が高度に複雑な専門的技術によってつぎつぎと大量に生産されている現代では、消費者の知識には限りがあり、それも急速に陳腐化していくのが避けられません。


したがって消費者は、もっぱら企業が広告や製品表示などをつうじて提供する情報に依存しなくてはなりません。


大企業の秘密

大企業は行政指導による値上げの承認や国庫からの助成金などをうけようとするときには、官庁にたいし積極的に原価や損益を公開しています。


公表拒否論は自分の利益本位の御都合主義でもあるのです。


日本の独禁法が適用されない外国企業を不当に利するというのも、内外の独占企業が相互に原価を出しあって価格を協定している国際カルテルの存在に目をつぶった議論でしかありません。


第二次世界大戦前には世界貿易の50%もが国際カルテルの影響下におり、現在でも農産物を除く世界輸出品の10~30%が各種カルテルの支配下にあると推定されています。


・・・このことは、多国籍企業にも適用可能なように、現行独禁法を強化する必要をこそ示しているのです。


他方、大企業は下請など系列下の中小企業にたいしては、原価計算方法をきめ、オンライン化によって、その原価、損益の状況をすべて把握しています。


下請の努力によってコストが下がると、加工賃を値切り、保証利益を圧縮します。


そればかりか、さらにいっそうコストの切下げをも要求し、これにこたええないところには発注のストップを行なうのです。

漆喰という素材 2

わたしは自宅を外壁リフォームして以来、すっかり壁というもののとりこになってしまいました。


奈良時代に白土または消石灰に混入された糊料は米粥が主で、海藻の使用は早くても桃山時代の近世城郭建設時を遡りません。


・・・この点、電子顕微鏡による捜査結果と真向から矛盾します。


ここで想起されるのは大正9年に刊行された『法隆寺金堂壁画保存方法調査委員会報告書』で、そこでは壁土への「鹿角菜」(ふのり)の混入が記載されています。


ところが同寺昭和大修理の報告では、この点について全く触れていないところを見れば、ここでは海藻糊液の使用は確認されなかったのでしょう。


・・・思うに、大正報告書では分析の方法等その根拠を示していないので、調査者は現行の左官工法の知見で往時の技術を類推し、さきの記載となったものでしょう。


今回の顕微鏡捜査も、それと同じ誤りを犯していなければ幸いです。


もっともその報告はあくまで海藻胞子状物質「らしいもの」であって断定は下しておらず、なお他の物質である可能性も残しています。


もしこれを明確にしようと思えば、化学的に定性するより方法はないでしょう。


漆喰という素材

漆喰は、収縮のきわめて大きい材料です。


まだ外壁リフォーム技術など存在しなかった時代、既に法隆寺において土・白土にその使用が認められています。


当時、消石灰にも混入する知識があったと考えるのが自然であって、事実、奈良時代の造寺記録にはそのことが明記されています。


・・・ここでスサが認められないというのですから、この漆喰塗は通常の左官工事とは別の発想で施工されたものと考えざるを得ません。


この点については、別の機会に壁画技術と併せて再度考察を加えることにします。


次に、消石灰をクリーム状に練る媒体としては、現在の日本では海藻(ふのり・つのまた等)を煮沸して得る糊液を用いるのが普通です(ごく最近では合成樹脂系の化学薬品も用いられるようになりました)。


消石灰は、単に水練りするよりも、糊液による方がよりよい施工性を得られます。


このことは現在の建築材料学でも承認されており、また石榔と同質の石材に海藻糊液で練った消石灰の塗り付けに成功した実験例もあります。


アメリカのフードストア 4

従業員はパートを含めてのべ10人います。


売場には常時1人しかいません。


しかし、後方でオーナーが事務処理などを行っており忙しくなると手伝っています。


300平方メートル以上の店を1人で守備しているわけで、労働生産性をあげるためには大きい売場を少ない人員でやることが原則です。


・・・これまた日本の酒販店やサッカー ユニフォームを取り扱うショップは見習う必要があるようです。


アメリカのSM(スーパーマーケット)業界の中でも、卸売業のスーパーバリューが展開するディスカウント・スーパーマーケット(スーパー・ウェアハウス・スーパーマーケット)は、強力な店として知られています。


これらは現在104店舗が展開されていますが、そのうち54店舗が直営で、残り50店舗はFC(フランチャイズ)店です。


FC店には最初からFC店として開発されたものと、立地の悪くなった取引先に旧店を閉店させて、盛業中の直営カブフーズをFCとして譲渡したものとがあります。


カブフーズは平均規模が8000平方メートルはあり、大型なので、商圏人口は少なくとも6万人以上ないと成立しないでしょう。


しかし、スーパーバリューの得意先の独立小売店は、必ずしも大商圏を持つ有利な立地に店を構えているとは限らないのです。

アメリカのフードストア 3

品揃えは陳列スペースで2分の1がワイン、4分の1がハードリカー、4分の1がビール・飲料となっています。


NBの多いハードリカー、ビールよりも、差別化のできるワインに力を入れています。


専門店としてワインの品揃えに力を入れていますが、価格訴求は強力に行っています。


まず店頭では窓ガラスに大きくディスカウンターのポスターを掲示していますし、店内でも割引を大きく表示しています。


ビール、ウイスキーなどの価格は近くのディスカウント・スーパーより多少高いのですが、ほぼ同額です。


・・・これは、アメリカでは専門店といえどNB商品は市価(実勢価格)でないと売れなくなっているということです。


この価格戦略は日本の酒販店は見習う必要があります。


サッカー ショップなどのスポーツ用品店もそうですね。


したがって、利益源は多少品揃えの差別化の余地の残されているワインであり、NB商品ではディスカウンターと競い合っているので非常に低マージンです。


周辺の大型スーパーがオール24時間営業なので、同店も24時間営業したいところですが・・・


規制でそれができないので、午前9時から午後9時までの12時間営業を年中無休で行っています。


アメリカのフードストア 2

ミネアポリスの郊外住宅地として近年開かれてきた町で、人口の増大地区であるため、地元のスーパーのカブフーズ、レインボーフーズ、ホリデイプラスなどが81号線沿いに立地しています。


その一つにKマートを核としたストリップセンターがあり、その中に独立経営の酒販店シャレーはあるのです。


ミネソタ州は酒の取扱はライセンス州であり、ライセンスを取らないと扱えないでしょう。


申請すればライセンスはとれますが、大型スーパーマーケットの多くがハード・ソフトのリカーをともに扱っているので、リカー専門店は少ないでしょう。


シャレーはその少ない酒専門店の一つです。


ミネソタ州ミネアポリス郊外の小さな町、メイプル・グローブにある小型酒販店「シャレー」。


店舗は約300平方メートルあるのです。


出入口はKマート側と道路を隔てたカブフーズ側の双方から入れるようになっています。


店のレイアウトは、入口から入ると右側がレジカウンター、左側は壁面にコの字型に陳列スペースをとってあり、その中央に3本のゴンドラによる島陳列があります。


お店では女性客を対象としたヘアケア 口コミ商品など、美容系のものも取り扱っています。


アメリカのフードストア

アメリカの酒販店は日本に比べると少なく消費者が不便なのではないかと思われますが、そうではないでしょう。


それは、全米にくまなくある約3万1000店のスーパーマーケット、そして5万7000店のコンビニエンスストアがほとんどビール、ワインを扱っています。


そのうえ小型のグロサリーストア5万2000店がハード・ソフトの両リカーを扱っており、大型のドラッグストアもビール、ワインをほとんど扱っているからです。


・・・一方、これらの業態にとっても、ビール、ワインなどは、売上のかなりのシェアを持つ重要な商品となってきています。


それは、これらの業態のビール、ワインの売上構成比をみてもわかります。


それが、スーパーマーケットではビール、ワインの売上が2・8%を占め、デリカと並ぶ重要な商品となっています。


コンビニエンスストアでは13・2%を占め、煙草の20・3%に次ぐ売上シェアを占める重要な商品となっています。


最近アメリカで流行っているノルディックポールというウォーキングをしたあとも、やはりビールが美味しいですからね。


ミネアポリス(ミネソタ州)のダウンタウンから北西へ国道81号を15キロほどいったところにメイプル・グローブという小さい町があります。

無限のエネルギーの存在

西洋医学がこれだけ進歩しているのに、病人が少しも減らない、むしろ増えていることは、もっと真剣に反省されてよいことです。


最近はそれが少し出てきて、東洋医学が注目されはじめた。


東洋医学と西洋医学の融合もひとつの流れになってきました。


・・・ご存じのように東洋医学の根本にあるのは気というものです。


気という言葉は中国医学からきていますが、なんでも気ですましてしまう考え方は単純すぎたので、分析的な西洋医学のほうが、はるかに理解しやすく信用度も高かったのです。


しかし、どんなに分析的であっても、いっこうに病気を退治できないのでは意味がありません。


病気やアレルギーを抱えているのなら、シャンプーやリンスをヘアケア 無添加のものにした方が効果的でしょう。


最近は西洋医学不信が増えていますが、これもムリからぬところです。


しかし私は東洋医学に特別かたよった考え方はしていません。


気という言葉は東洋医学からきていますが、気の概念はもっと広く自由に考えてもよいと思っています。


私は気をエネルギーという観点から見ています。


宇宙空間には、無限のエネルギーが存在しているという仮説がありますが、私もそう思います。


形あるもの、存在するものすべてが、その宇宙エネルギーからつくられていて、その究極の姿は意識であるという考え方です。

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